時刻表

時刻表は、各駅、各バス停、各空港、各港の 列車、バス、航空機、船舶・フェリーなどの出発時刻をひとつの表にまとめて各駅などに設置される「時刻表」と、全ての列車、バス、航空機、船舶・フェリーについて、全ての駅、バス停、空港、港 の出発時刻を表に表した印刷物としての冊子タイプの「時刻表」があります。
鉄道や多くの交通機関は、「ダイヤグラム」という運転のための必要な情報が細かく記載された図表をもとに運行されていて、そのダイヤグラムを2次元の表にして見やすくしたものが「時刻表」です。「ダイヤ改正」・「ダイヤの乱れ」という言葉はこのダイヤグラムからきたものです。
時刻表は、日本初の鉄道が新橋〜品川間で開業した1872年(明治5年)には発行されていました。路線も列車本数も少なかったために時刻表も1枚の紙でした。線路が延び、列車本数も増え始めた1889年(明治22年)に、初めて冊子タイプの時刻表が発行され、明治27年になると月刊の時刻表が発行されるようになりました。

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時刻表の全国版

時刻表もいろいろな種類のものが発行されていて、全国版はたいていの書店やJR駅の売店で買えます。
サイズにより大型・中型・小型の3種類に分けることができます。
JRと交通新聞社による共同編集の時刻表で、現在JRの公式時刻表となっている「JR時刻表(定価 1050円、B5判、月刊 )」 と、JTBパブリッシング発行の「JTB時刻表( 定価 1050円、B5判、月刊 )」の両誌が全国版大型時刻表としては代表格であるといえるでしょう。
ほかにも全国版大型時刻表として「文字の大きな時刻表」(交通新聞社・定価880円)、「大きな時刻表」(JTBパブリッシング・定価1,300円)があります。
これらの大型時刻表は情報量がとても豊富で、日本全国の列車はもちろんのこと、高速バス、路線バス、フェリー、国内線・国際線航空ダイヤなどのほとんどの駅やターミナルの発着時刻が網羅されています。
全国版の中型・小型時刻表としては「コンパス時刻表」(交通新聞社・定価600円)、「全国小型時刻表」(交通新聞社・定価500円)、「JTB携帯時刻表」(JTBパブリッシング・定価500円)があります。 

時刻表の地域版

時刻表には、範囲を特定の地域に限って掲載されているものや私鉄各社が独自に発行しているものもあります。
「道内時刻表」(交通新聞社・500円)、「JTB北海道時刻表」(500円)、「中部編時刻表」(交通新聞社・350円)、「ポケット時刻表(中国版)」 ( 300円)、「九州版小型時刻表」(交通新聞社・500円)、「時刻表(四国)」 200円又は無料、「小田急時刻表」(小田急電鉄) 650円、「近鉄時刻表」(近畿日本鉄道)700円、「名鉄時刻表」(名古屋鉄道)800円 などです。
全国版では掲載されない、運転本数の多い都市部の近郊電車区間や、私鉄線が詳しく載っています。地方の路線バスなどを掲載しているものもあります。その地域内を旅行する場合には便利な一冊となります。ただし、よほど大きな書店でない限り その地域内でしか販売されていません。
時刻表は少し前の時代は、発売数で大ベストセラーでもありました。時刻表があれば「仕事」・「遊び」の旅行計画を完璧に立てることが可能になります。松本清張の推理小説「点と線」も時刻表なしでは生まれることのなかった作品であるといえます。
 

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